「コンビニ弁当」と聞くと、体に悪いイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?
結論、コンビニ弁当自体は体に悪くありませんが、栄養バランスを考えず毎日コンビニ弁当だけを食べ続けるのは避けるべきです。
厚生労働省「食品添加物 よくある質問(消費者向け)」によると、コンビニ弁当には国の審査をクリアした食品添加物だけが使われており、安心して利用できます。
この記事では、コンビニ弁当ばかり食べるとどうなるかなど以下の内容を詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
記事の要点はこちら!
- コンビニ弁当は体に悪いって本当? 危険性はある?
- コンビニ弁当に含まれる添加物はやばい?
- コンビニ弁当ばかり食べるとどうなる?
- コンビニ弁当を食べる際のポイントは?
- コンビニでなるべく避けるべき食べ物は?
皆が検索してるポイントはこちら!
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コンビニ弁当は体に悪いって本当? 危険性はある?
コンビニ弁当は体に悪い?
- 毎日食べ続けても身体に影響はない
- コンビニ弁当だけでは栄養バランスが偏る
- 野菜不足につながる
結論としてコンビニ弁当自体は体に悪くなく、使用される添加物も健康に影響するようなものではありません。
しかし注意すべきなのは「毎日コンビニ弁当ばかり食べ続けても必要な栄養素を摂取できるわけではない」という点です。
社会福祉法人報謝会の「免疫力を上げるコツ~コンビニ弁当編~」の資料によると「コンビニ弁当が危険というのは誤った情報」という記載があります。
食品添加物が体に悪いと言われるようになったのは、1980年代以前の日本において食品添加物の法整備が不十分だったからです。
現在は厚生労働省の食品添加物に対する取り組みによって、日本では毎日添加物を取り続けても健康被害がないように法律で定められています。
毎日食べ続けても身体に影響はない
コンビニ弁当を毎日食べ続けても体に影響はありません。
食品添加物はすべて科学的な根拠に基づきリスク管理されているからです。
食べ物に使うことのできる添加物の量は、ラットやマウスなどの動物実験で、食品安全委員会や国際的な機関が 無害と確かめた量(無毒性量)の通常1/100の量を、毎日食べつづけても安全な量(1日摂取許容量)とします(リスク評価といいます)。
さらに、この量よりずっと少なくなるように法律で使用基準がきめられています(リスク管理といいます)。
実際には、この量よりさらにずっと少なく使われていることも確認されています。
一般社団法人日本食品添加物協会 公式サイトより引用
上記の通り食品に使用する添加物は「体に害がない」とされる基準値の1/100以下の量でしか使用しないという法律があります。
よって、コンビニ弁当を食べ続けても食品添加物による健康被害はないと言えます。
コンビニ弁当だけでは栄養バランスが偏る
コンビニ弁当だけを食べ続けると、栄養バランスが偏ってしまうため注意が必要です。
- 乳製品や魚類などが少ないため、カルシウム不足になる
- 海藻や緑葉色野菜などが少ないため、食物繊維が不足する
- 塩分や脂質の摂り過ぎで、肥満や生活習慣病になりやすくなる
具体的には上記3つのリスクがあります。
特に気を付けるべきは塩分・脂質の過剰摂取です。
※セブンイレブン「にんにく醤油仕立ての 若鶏唐揚げ弁当」を参考
※栄養バランスは20代男性を想定
上記のグラフを見て分かるように、コンビニ弁当はたった1食で1日分の塩分・脂質の適正摂取量の半分を占めてしまいます。
つまりコンビニ弁当を1日2食以上食べれば、塩分や脂質を過剰摂取してしまい肥満や生活習慣病リスクが高まるのです。
野菜不足につながる
厚生労働省のe-ヘルスネット「野菜、食べていますか?」によると、健康的な生活を維持するために食べるべき「1日の野菜の摂取量」は350gとされています。
もし以下のように3食コンビニ弁当を食べ続けた場合、野菜類の摂取量はほぼゼロです。
食べる時間 | コンビニ弁当 |
---|---|
朝 | おにぎり |
昼 | パスタ |
夜 | かつ丼 |
特にコンビニ弁当を選ぶ人は「なるべく安く、お腹いっぱいになりたい」というボリューム重視の傾向があります。
そのためコンビニではサラダや野菜スープなどではなく、炭水化物中心のお弁当を選びがちです。
コンビニ弁当で3食済ませてしまうと、350gという野菜摂取の目標にはほど遠くなってしまうので注意しましょう。
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コンビニ弁当に含まれる添加物はやばい?
- 含まれる食品添加物は国の基準を満たしており安全
- 「無添加なら安全」は誤り
- コンビニ大手は食品添加物の削減に積極的
コンビニ弁当に含まれる添加物は危険ではありません。
食品添加物は消費者に食を安全に届けるために必要とされています。
具体的に理由を見ていきましょう。
含まれる食品添加物は国の基準を満たしており安全
コンビニ弁当に使われている食品添加物は、国の基準に沿っているため安全です。
厚生労働省の「よくある質問(消費者向け)」の記事によると、国で定められた厳しい審査をクリアした食品添加物だけが使用を認められています。
審査とは動物試験結果等のデータに基づき、健康への悪影響がないと認められるかどうかの審査です。
さらに厚生労働省では上記を踏まえて1つ1つの食品添加物を審議・評価し、食品ごとの使用量の基準などを設定します。
コンビニ弁当は上記のような厳しい基準を通過した、安全性の高い食品添加物が使われています。
- pH 調整剤
-
色の変化を防ぐ、食品の品質を保つ
- 甘味料
-
食品に甘味を与える
- 着色料
-
食品を着色し、色調を調節する
- 保存料
-
カビや細菌などの発育を抑制し、食中毒を予防する
- 増粘剤
-
食品に粘り気を与え、分離を防止し安定性を向上させる
- 酸化防止剤
-
油脂などの酸化を防ぎ保存性をよくする
- 発色剤
-
ハム・ソーセージなどの色や風味を改善する
- かんすい
-
中華めんの食感、風味を出す
食品添加物は消費者の食欲をそそるためだけのものではなく、栄養価を維持したり製造から販売まで食品を安全に保つ役割があります。
コンビニ弁当だけでなく食品を販売するうえで、食品添加物は消費者の安全を守るために使用されているのです。
「無添加なら安全」は誤り
「無添加食品」と聞くと「添加物が入っていない」と勘違いしている人は多いと思います。
実は無添加=添加物ゼロという考えは大きな間違いです。
なぜなら無添加食品と明記された食材は、味付けする調味料などに食品添加物が使われていても記載する必要がありません。
さらに無添加と表示する点についてきちんとしたルールが決められたのは、ごく最近ともいえる2022年です。
2022年に消費者庁が『食品添加物の不使用表示に関するガイドライン』を策定するまでは「無添加」と明記しても良い基準やルールがありませんでした。
つまり何が使われているのかが不確かな状態で「無添加」が表示されていたのです。
以上の理由から、無添加食品が絶対安全だという認識は間違いと言えるでしょう。
コンビニ大手は食品添加物の削減に積極的
コンビニ大手3社のファミリーマート・セブンイレブン・ローソンは、食品添加物の削減につながる活動を積極的に実施しています。
ファミリーマートは商品製造から販売まで自社で一括管理をしているので、自社の基準で食品添加物の使用を最低限に抑えています。
- ファミリーマート
-
- 原材料は全て製造元で一括管理
- 合成着色料・保存料・甘味料は不使用
※ファミリーマート公式サイトより引用
- セブンイレブン
-
- 食品添加物は必要な分だけ使用
- 国の規定よりも厳しい「自主基準」で食品添加物を使用
※セブンイレブン公式サイトより引用
- ローソン
-
- 自社製造商品については食品添加物を削減
- 合成着色料・保存料は不使用
※ローソン公式サイトより引用
またセブンイレブンは食品添加物の使用基準を国の規定よりも大幅に厳しくして、必要最低限の使用にとどめています。
ローソンも自社製造商品には合成着色料や保存料を使わないとしているので、大手コンビニは食品添加物の削減に積極的だと言えるでしょう。
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コンビニ弁当ばかり食べるとどうなる?実際の体験談も紹介!
- 肥満体型になる
- 高血圧になる
- 体調不良になる
コンビニ弁当ばかり食べていると、糖質・脂質・塩分を摂り過ぎてしまい偏った食生活になります。
社会福祉法人報謝会の「免疫力を上げるコツ~コンビニ弁当編~」のデータにも糖質・脂質・塩分の過剰摂取についてのリスクが明記されています。
例えば糖質を摂りすぎると糖尿病、塩分を摂りすぎると高血圧、脂質を摂りすぎると脂質異常症や痛風のリスクが高まります。
またコンビニ弁当には海藻や緑黄色野菜などに含まれる食物繊維の栄養素が少ないため、体に不調が出たりします。
実際にコンビニ弁当ばかり食べ続けた人の体験談をみると、「太った」といった内容が多く見受けられます。
毎食のコンビニ弁当は、なるべく避けたほうが良いでしょう。
ヤバい!昼にコンビニ弁当食べたら太った😭 pic.twitter.com/OQ2fWDmmvc
— 由依@ダイエット&手作り弁当垢🌸 (@Y3du9LIZ62QGK2g) September 15, 2020
皆に言いたい事があるコンビニ弁当はカロリー高いし1週間コンビニ弁当食べてて2キロも太ったし
— ゆうくん👻 (@yusei_0404love) May 27, 2017
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コンビニ弁当を食べる際のポイントは?
コンビニ弁当を食べる際の
ポイントは?
- 弁当の栄養バランスを必ずチェックしよう
- 不足しがちな野菜を積極的に食べよう
- 炭水化物を重ねて食べるのはNG
コンビニ弁当ばかり食べると、脂質や糖質に偏った食生活になってしまいます。
自分が口にするコンビニ弁当はどのような栄養成分があり、何が足りないのかをしっかりチェックしましょう。
弁当の栄養バランスを必ずチェックしよう
一日に必要な栄養素量を摂取するために、まずは自分が食べるコンビニ弁当の栄養バランスをチェックする必要があります。
チェックしたうえで足りない栄養素を合わせて摂取すると、バランスの良い食事ができます。
栄養バランスの良い食事とは上記の絵の献立のような「主食・主菜・副菜」を組み合わせたものです。
1日2回、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を摂ると、栄養バランスが整った食生活に改善できます。
不足しがちな野菜を積極的に食べよう
1日に必要な野菜の摂取量は350gですが、メインで販売されているコンビニ弁当にはほとんど野菜が入っていません。
健康的な食生活を送りたいのであれば、コンビニ弁当だけでなくサラダなども一緒に食べましょう。
例えば上記の絵のようにコンビニでパスタとデザートのケーキを購入するのではなく、ケーキをサラダに変更して野菜を積極的に摂るといった方法があります。
サラダを食べる習慣がない人は代わりに野菜スープや野菜ジュースでも良いので、野菜を取り入れて栄養バランスを整えましょう。
以下では、質の高い野菜を届ける野菜宅配サービスのおすすめランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
炭水化物を重ねて食べるのはNG
コンビニ弁当を食べるうえでよくやりがちなのは、炭水化物の重ね食べです。
炭水化物の重ね食べは栄養バランスが偏ってしまうのでNGです。
炭水化物を過剰に摂取すると、炭水化物に含まれる糖質の成分が体内で増えすぎてしまい、糖尿病のリスクが上がります。
糖尿病リスクを回避するためには、炭水化物+他の栄養素の組み合わせで食事を摂るようにしましょう。
例えば上記の絵のように「おにぎり+カップラーメン」の組み合わせを「おにぎり+焼き鳥+サラダ」という献立に改善すれば、炭水化物の重ね食べを防げます。
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コンビニでなるべく避けるべき食べ物は?
コンビニでなるべく
避けるべき食べ物は?
- 菓子パン
- おにぎり
- 揚げ物
コンビニでなるべく避けるべき食べ物は、菓子パンやおにぎりや揚げ物です。
なぜなら上記を食べると、糖質やカロリーの過剰摂取につながりやすいからです。
どれだけ栄養素が偏るのか、1つずつ見ていきましょう。
菓子パン
菓子パンは安くて手軽に食べられる点が魅力ですが、なるべく避けたほうが良いでしょう。
なぜなら糖質やカロリーが高いため、栄養バランスのとれた食生活から遠のいてしまうからです。
上記はセブンイレブンの菓子パンを1日2個食べた時の栄養バランスをグラフ化したものです。
たった2個しか食べていなくても、脂質と炭水化物の割合が大幅に増えてしまいます。
糖質やカロリーの過剰摂取により体内の血糖値が上昇すると血管にさまざまなストレスを与えます。
血管にストレスがかかると動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞のリスクを高めてしまうので、糖質やカロリーの摂取量には注意が必要です。
また糖質をとり過ぎると血糖値が上昇しブドウ糖が体内に増えるため、肝臓は過剰に増えて取り込みきれなかったブドウ糖を中性脂肪に変化させます。
そしてもともとブドウ糖だった中性脂肪は、脂肪組織として体内に蓄積されるので肥満に繋がってしまうのです。
おにぎり
おにぎりもコンビニでできるだけ避けたほうが良いです。
なぜなら糖質や塩分の過剰摂取につながるからです。
たとえばローソンのおにぎりは、糖質が39.9gで食塩相当量が2.3gが含まれています。
糖質の1日の摂取量の目安は330g(成人男性)なので、たった1個のコンビニのおにぎりでも糖質はやや高めです。
厚生労働省のe-ヘルスネットのデータによると、生活習慣病予防のための食塩相当量の量は男女とも6.0g/日未満とされています。
上記のようなコンビニのおにぎりは1個あたり2.3gの食塩相当量なので、かなり塩分が高めに含まれています。
揚げ物
コンビニの揚げ物もできれば避けたほうが良いです。
なぜならコンビニの揚げ物は食べすぎると脂質の過剰摂取に繋がります。
例えばセブンイレブンのナナチキに含まれる脂質は8.6gなので、注意が必要です。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(31ページ)」によると、成人男性の1日に摂取すべき脂質は53gとされているからです。
さらにコンビニの揚げ物に酸化した油を使っている場合、参加した油は分解されずに内臓へ負担をかけ健康を損ねる可能性もあります。
農林水産省の公式サイトによると、脂質の過剰摂取は肥満や心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクを高めます。
そのため、コンビニの揚げ物の食べすぎには注意しましょう。
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以下の記事ではナッシュがまずいのかどうかについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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コンビニ弁当に関するよくある質問
- コンビニ弁当に使われている食品添加物は体に悪いですか
-
コンビニ弁当に使われている食品添加物は国の厳しい基準をクリアしているため安全です。
食品添加物は味や見た目を整えるだけでなく、食品を安全に届けるためにも使用されています。
- 無添加食品には食品添加物が一切含まれていないのでしょうか?
-
無添加と明記されていても、使われている調味料に食品添加物が含まれているケースもあります。
無添加=安全は誤りなので、注意しましょう。
- コンビニ弁当ばかり食べていたらどうなりますか?
-
コンビニ弁当だけを食べる生活による影響として、肥満や生活習慣病リスクが高まる可能性があります。
- 忙しくてついついコンビニ弁当が続いてしまうのですが、どうすれば良いですか?
-
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「ナッシュってまずくないの?」と味が気になっている方は「ナッシュ まずい」という意見は本当?という記事で解説しています。
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コンビニ弁当は体に悪い? まとめ
コンビニ弁当は体に悪い?
まとめ!
- コンビニ弁当は体に悪いわけではない
- コンビニ弁当は毎日毎食だと栄養バランスが偏る
- 手軽に栄養価の高いものを食べたいときは宅配食サービスを利用する
コンビニ弁当は国で安全を保障されている食品添加物しか使用していないため、体に害はありません。
しかし毎日毎食コンビニ弁当しか食べないと、糖質や脂質を過剰摂取してしまうので栄養バランスが悪くなります。
どうしても時間が無くてコンビニ弁当が続く食生活の場合は、脂質過多になるおにぎりやパンばかりでなく、野菜ジュースや野菜スープに置き換えるのも効果的です。
「時間が無くてもコンビニ弁当が続くのが心配」という人は、ナッシュなどの宅配食サービスを利用して栄養バランスのとれた食生活を送りましょう。
記事の要点はこちら!
- コンビニ弁当は体に悪いって本当? 危険性はある?
- コンビニ弁当に含まれる添加物はやばい?
- コンビニ弁当ばかり食べるとどうなる?
- コンビニ弁当を食べる際のポイントは?
- コンビニでなるべく避けるべき食べ物は?
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