日持ちする野菜をうまく使いまわせれば、無駄な廃棄がなくなり家計的にも嬉しいですよね。
実際に日持ちする野菜が何かを把握していれば、料理を始めた際にも効率よく野菜を選んで活かせるようになります。
この記事では日持ちする野菜の一覧を紹介し、それぞれの野菜の保存方法や賞味期限についても解説していきます。
食費を抑えて自炊を行いたい方や、一人暮らしで野菜を無駄にしたくない方などには必見の内容です。
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野菜の保存方法や賞味期限は野菜ごとに異なる
野菜は私たちの食生活に欠かせない食材ですが、保存方法や賞味期限はそれぞれで異なります。
正しい保存方法を知ると、野菜を新鮮な状態で長く楽しめます。
基本的には一部の野菜を除き、冷蔵庫の野菜室で保存するのが最適です。
賞味期限は野菜の種類や保存状態によって異なり、賞味期限を過ぎると野菜の風味や栄養価が低下する可能性があります。
種類 | 保存方法 | 野菜の例 |
---|---|---|
葉物野菜 | 冷蔵保存 | 白菜、ほうれん草 |
葉茎菜類 | 常温保存 | じゃがいも、玉ねぎ |
果菜類 | 常温保存 | なす、かぼちゃ |
例えばほうれん草やセロリなどの葉物野菜の場合は、葉の部分を切り取って根元を水に浸けて保存すれば、新鮮な状態で長持ちさせられます。
一方で、じゃがいもやたまねぎなどの根菜類は常温での保存が適しており、長期保存が可能です。
日持ちする野菜10選を紹介
ここからは日持ちする野菜10選について、紹介していきます。
特に芋や里芋など土の中で育つ野菜は、日持ちしやすい傾向があります。
冷蔵庫で保存する方法の他に、常温保存をしていても傷みにくいのが特徴です。
1.じゃがいも
- 常温(冷暗所)もしくは野菜室で保存
床下や、風通しの良いベランダに置いた段ボールの中など
じゃがいもは、日常的に良く食べる野菜の中で最も日持ちする野菜といえるでしょう。
常温であれば約3ヶ月、冷蔵庫の野菜室であれば最大6ヶ月程度保存が可能です。
ただし、長期保存する為には「くぼみから芽が出る(発芽)」や「皮が緑色になる」への対策が必要です。
発芽・変色が見られる場合には直ちに廃棄してください。
新聞紙等で包み、日が当たらない涼しい場所で保存するのが大切です。
2.かぼちゃ
- 丸ごとの場合は常温(冷暗所)で保存
- カット後はラップをかけて野菜室で保存
切れ目を入れてない丸ごと1個のかぼちゃは、新聞紙等で全体を包み冷暗所で保存しておけば約2〜3ヶ月の常温保存が可能です。
カットしたかぼちゃの保存期間は約1週間と極端に短くなるので、カット後は早めに使い切る必要があります。
市販の1/2や1/4カットタイプは種とワタから徐々に傷み始めるため、すぐに使用する予定がなければ、スプーンなどで取り除いておくとよいでしょう。
その後は、切り口にラップをかけて、野菜室で保存するのがおすすめです。
3.たまねぎ
- ネットに入れて常温(冷暗所)で保存
- 大量の場合は段ボールに新聞紙を引いた後に玉ねぎを入れて、再度新聞紙をかけるように保存
- 新玉ねぎは冷蔵室で保存
玉ねぎは湿気と高温が苦手なため、冷暗所で保存するのが最適です。
玉ねぎ同士が触れないようにネットに入れて吊るしたり、大量にある場合は、段ボールに新聞紙を敷き玉ねぎを入れた後に再び新聞紙をかけるなどの工夫をすると良いです。
特に、新玉ねぎは水分が多く傷みやすいため冷蔵室での保存が適していますが、約1週間程度の日持ちしかしないため注意が必要です。
4.さつまいも
- 常温(冷暗所)もしくは野菜室で保存
さつまいもの保存に適した温度は12〜14℃程度のため、基本的に冷暗所での保存でOKです。
新聞紙に1本ずつ包んで、カゴや段ボール、紙袋などに入れて保存します。
さつまいもは寒さに弱い野菜で、低温で保存すると黒い斑点や黒ずみが出るため冷蔵庫での保存は不向きです。
5.長芋
- 常温(冷暗所)もしくは野菜室で保存
丸ごとの長芋は、冷暗所で保存も可能ですが、カット後は全体をラップで包むなどの工夫が必要です。
まるごとの場合は新聞紙で1本ずつ包んで、段ボールや紙袋に入れて保存します。
長芋の保存に適した温度は1~3℃程度と低いため、冬の季節以外は冷蔵室での保存が向いています。
丸ごとは長期保存可能ですが、カットしたものは切り口から傷んでくるため、1週間を目安に使い切るようにしましょう。
6.白菜
- 丸ごとの場合は常温(冷暗所)
- カット後はラップに包んで冷蔵室で保存
白菜は丸ごとであれば冷暗所で保存可能で、カット後は要冷蔵保存です。
白菜は透明の保存袋をはがして、全体を新聞紙で包み、芯を下にして立てて保存するのがおすすめです。
冷蔵庫に入れる場合は、野菜室よりも温度の低い冷蔵室での保存が適しています。
そのため、1/4カットや1/2カットの白菜は要冷蔵と覚えておきましょう。
7.ごぼう
- 泥付きごぼうは新聞紙に包んで冷蔵室もしくは常温(冷暗所)
- 洗いごぼうの場合はラップで包み、野菜室で保存
泥付きごぼうは、冷蔵室・常温(冷暗所)、どちらで保存しても長持ちする根野菜です。
乾燥と湿気が苦手なので、新聞紙などに包めば対策可能です。
洗いごぼうになると、日持ち目安は「1週間」とかなり短くなるため、冷蔵室に入る長さに切り、ラップで包んで立てて保存します。
使い方に迷った時は、きんぴらごぼうなど調理して冷凍しておけば、1ヶ月ほど保つのでおすすめです。
8.里芋
- 新聞紙に包んで常温(冷暗所)
※冷暗所:床下収納や風通しの良いベランダに置いた段ボールの中など
里芋は、乾燥および低温に注意する必要があるため冷暗所にて保存します。
泥付きのまま新聞紙に包み、段ボールや紙袋などに入れて、冷暗所で保存すれば問題ありません。
里芋に付いた泥が湿っている場合は、カビや傷みの原因になるので、新聞紙の上に広げて、乾燥させてから包むようにしましょう。
9.ピーマン
- 基本的には野菜室で保存
- 冷暗所での保存も可能
1個ずつペーパータオルに包み、ポリ袋に軽く口をしばった後は、野菜室で保存します。
ピーマンの保存に適した温度は「7~10℃」なので、冷暗所での保存も可能ですが保存期間は約1週間程度と短くなります。
同じようにペーパータオルに1個ずつ包みます。水気があると傷みやすいので、吸水・吸湿性のある紙に包むと日持ちします。
カットしたピーマンは、ワタと種を取り除いてラップでしっかり全体を包み保存しますが、2~3日を目処に使い切りましょう。
10.にんじん
- 1本ずつ新聞紙で包み、冷蔵室で立てて保存
にんじんは冷蔵室で約2〜3週間程度保存が可能です。
にんじんは湿度が高いと白い根が出てきたり傷みやすくなったりするため、保存の際は1本ずつ新聞紙などで巻いて包みます。
保存時の適温は0~5℃なので、深めの容器に入れて、冷蔵室に立てて保存するのがおすすめです。
日持ちしない野菜5選を紹介
日持ちしない野菜は、きゅうりやトマトなど水分が多い特徴があります。
日持ちしない野菜を楽しむためには、適切に保存してできるだけ長持ちさせるのが重要です。
1.もやし
- 冷蔵庫での保存
- 冷凍保存
最も傷みやすい野菜はもやしです。
高い温度に対する耐性が低く非常に傷みやすい野菜のため、常温保存はしないでください。
野菜室の温度でももやしには高い温度となってしまうため、冷蔵庫での保存がおすすめです。
より日持ちさせる工夫として、同じ冷蔵保存でも袋から出して水につければ数日は長く日持ちします。
冷凍庫であればより長い期間の保存が可能ですが、もやし本来の味が低下するため、早めに調理しましょう。
2.きゅうり
- 水分を拭き取り、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保存
きゅうりは約95%が水分でできているため、傷み始めるとあっという間に腐ってしまいます。
そのため、常温での保存はしないでください。
冷蔵で3日~1週間ほど保存できますが、表面の水分を拭き取った後にキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保存すれば2週間程度長持ちします。
また、ヘタを上にして保存すればより長持ちするためおすすめです。
3.なす
- 水気を拭き取った後、野菜室で保存
なすの賞味期限の目安は3~4日ほどですが、水気を拭き取って野菜室で適切に保存すれば1週間程度長持ちします。
冷蔵庫で保存するのはなすにとっては温度が低いため、あまりおすすめできません。
内部の種が黒っぽくなり始めたら味が落ち始めているサインですが、切らないと確認できず、味の劣化がチェックしにくい野菜です。
ヘタが枯れ、表面になんらかの変化がみられ始めたときには既に劣化が進んでいる合図ですので、そうなる前に早めに使い切りましょう。
4.トマト
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
通常トマトの賞味期限は冷蔵庫で1週間程度ですが、冷凍庫であれば2週間〜1ヶ月程度長期保存が可能です。
しかし、カット後のトマトであれば冷凍保存でも長くて2週間しか持たないため、早めに使い切るようにしましょう。
まだ熟していないトマトの場合は、温度変化が少ない常温で2~3日程度様子を見て完熟したら食べごろになります。
すでに完熟しているトマトは持って数日となるため、購入後はできるだけ早く消費するようにしましょう。
トマトの実は非常に柔らかく衝撃に弱いため、取り扱いや保存環境には気を使う必要があります。
5.レタス
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
レタスは通常、冷蔵庫で1週間程度が賞味期限となります。
葉物野菜の中でも劣化スピードが速く、そのまま野菜室に入れた場合は3~5日ほどしか持ちません。
外葉から傷み始めてどんどん水分が抜けていくため、葉がしなしなになってきたら劣化している証拠です。
その場合は劣化している部分の葉をちぎって破棄するようにしましょう。
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野菜の保存方法や賞味期限に関するよくある質問
- 日持ちする野菜の特徴は?
-
日持ちする野菜は、芋や根菜類など土の中で育つ傾向があります。
- 日持ちしない野菜の特徴は?
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日持ちしない野菜は、水分が多く含まれる傾向があります。
- カットした根菜類の適切な保存方法は?
-
カットした根菜をキッチンペーパーで包み、水分を吸収させることで、根菜の表面を乾燥させます。
次に、包んだ根菜を密閉性の高い容器やビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
- 葉物野菜の適切な保存法は?
-
葉物野菜は水洗いをして水分を軽く切り、キッチンペーパーで包んでからビニール袋に入れた後、冷蔵庫の野菜室で保存します。
- 野菜を保存する際の適切な容器は?
-
水分を閉じ込め、野菜が乾燥するのを防ぐ必要があります。
そのため、野菜を保存する際には密封容器や再封可能なプラスチック袋を使用します。
- 冷暗所で根菜類を保存する時の適切な容器は?
-
根菜類は涼しく、乾燥し、通気性の良い場所に保管する必要があります。
適切な空気の循環が必要なため、プラスチック袋は使用を避けて段ボールなどを使用するようにします。
野菜の日持ち・保存方法についてのまとめ
野菜の日持ち・保存方法
まとめ!
- 保存方法や賞味期限は野菜によって異なる
- 日持ちする野菜は、芋や根菜類など土の中で育つ傾向がある
- 日持ちしない野菜は、水分が多く含まれている傾向がある
保存方法や賞味期限は野菜によって異なります。
例えば土の中で育つ根菜類などは、風通しの良い通気性のある容器で保存する必要があります。
一方で、水分が多い野菜は乾燥しないように密閉容器での保存が必要です。
間違った保存は廃棄につながってしまうため、日持ちする野菜の保存方法・日持ちしない野菜の保存方法をそれぞれチェックしておきましょう。
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